平成23年2月より当院の消毒法を次のように統一します(高レベル消毒とは?)

  内視鏡本体の消毒 ポリープ切除の手術器具 医療費
全て健康保険の場合 高レベル消毒10分+強酸性水
(学会ガイドラインの3倍
高温高圧(オートクレーブ)滅菌 検査のみ=7千円
ポリープ切除=2万5千円
全て保険外(自由診療) 高レベル消毒50分+強酸性水
(学会ガイドラインの10倍
使い捨ての新品を毎回使用(参考 検査のみ=3万円
ポリープ切除=5万円
(9月より土曜日のみ別料金システムになります)
内視鏡学会ガイドライン
(多くの大学、専門病院で採用)
高レベル消毒5分
(または強酸性水)
高温高圧(オートクレーブ)滅菌 上記全て「健康保険」と同じ

 

精密機械である内視鏡の消毒の問題は実は「専門家でも議論が分かれる難問」です。

私自身ウイルスの研究で博士号を取っており、この問題を重視してきました。学会ガイドラインは「100%完璧」ではありません。消毒は内視鏡検査で「最もコストと時間のかかる作業」です。時間とコストのバランスから、どのようなシステムが可能か?開院以来、試行錯誤をしてきました。

紆余曲折がありました。同業者から「このような形での差別化はルール違反である」という批判、厚生省からは「混合診療に当たる」という禁止命令がありました。

 

そして患者さんからは「そもそも、どの消毒なら安全なんだ?」という質問です。患者さんに混乱を与えたことをお詫びしますが、この質問には専門家でも即答はできません。原子力発電所の堤防を何メートルにすればいいのか?というのと同じです。

私(50歳)の意見を述べますと・・・

私が「自分の子供」に検査を受けさせるなら「保険外(自由診療)」を選びます。しかし・・・・自分が検査を受けるなら 「全て健康保険」を選ぶかもしれません。


なお、消毒法にかかわらず「プリオン(BSE、アルツファイマー病感染)対策」は今まで通り堅持します。 現在、分子生物学者達は「アルツファイマー病は伝染病の可能性がある」「医療行為の中で輸血、脳外科手術、顕微鏡手術、内視鏡手術が伝染の危険が最高に高い」と予測しています。当院は、この問題を分子生物学者達と共に最新の対策を堅持した日本で唯一つの医療機関です。(詳細


 

よくある質問「検査前に感染症の血液検査は必要ないのですか?」